今まで塗り続けていたステロイドが就職を堺にして
全く効かなくなってしまったわたし。
病院を転々とした結果、1つの答えにたどり着きました。

今まで塗っていたステロイドが体の中で
毒としてたまり、それが今体の外に
出始めている。
それを入浴法で体の外へ出し切って
完治を目指しましょうということ。

よし、そうかと思い、
今まで塗り続けたステロイドは付けずに
クリニックの指導の元、1日に何度もお風呂に入りました。

そうしたところ。。。

顔を中心に今まで経験したこともない
ひどい状態になりました。
ひどい湿疹と、おさえられないかゆみ。
かきむしった後は、じくじくした液が
でてきます。
もうお仕事どころではありません。
日常生活もままなりません。
一旦お仕事を求職させて頂き、
入浴に専念することにしました。

でるわでるわ、いろんなものが。
夜も眠れず、食事も喉を通りません。
何よりも気持ちが辛かった。
鏡を見るのが悲しかったです。

これがステロイドの副作用か。。。
今まで何も知らずに塗っていたことを
とても悔やみました。

この辛さを乗り越えれば、ステロイドの毒が
外に出て、アトピーが完治すると
信じて頑張っていました。

何ヶ月お仕事を休職しながらこの入浴法を
続けていましたが、お仕事を休めるのにも
期限があり一旦復職しました。

この顔の状態で、またこういった体の
コンディションのままお仕事するわけにも
行かず、この入浴法をすすめてくれた
クリニックから足が遠のいてしまいました。

そしてお仕事を続けながら、また病院や
クリニックを転々とし始めました。

私のアトピーは顔に一番でていました。
どこの病院へ行っても、
ステロイドを塗る治療を勧められました。
ただ私はステロイド=毒、
体の外に出さなければいけないものという考えに
なっていたので、それだけは拒否していました。

今みたいにインターネットが普及していない頃。
人づてにいいという病院へは一通り行きました。

復職していたので、遅くまでの残業や休日出勤
ストレスも重なり、どんどん状況は悪化。
もうどうにもならない位の状況になり
その時かかっていた総合病院の勧めで
とうとう入院する事態にまでなってしまいました。

もちろんそこではステロイド治療です。
ステロイド治療→脱ステロイド→またステロイド。
そんなことを繰り返した果の入院で
私は1つの経験をしました。

顔中ひどいアトピーで、
心はいつも泣いているような状態。
ひどく傷ついていたと思います。

入院中のある日の朝、
皮膚科の偉い先生が大勢の研修医を連れて
各病室を回るという事がありました。

私の部屋に入ってきた先生方ご一行様。
挨拶もそぞろにその偉い先生が
まるでロボットか見本である人形を
扱うような乱暴な手振りで私の顔、頭を掴み、
研修医に見せました。
そして私にはよく分からない医療用語で
私の状態を説明し、それをメモをとる研修医達。
それは病気で入院している「人間」を無視している行動でした。
そして終わるとぞろぞろと列をなして病室を出ていきました。

20年以上使い続けたステロイド。
それを使い続けることでどうなるかなどという
説明を一切しなかった町のお医者さん。

私を見本の人形のように扱うお医者さん。

病院やお薬ではこのアトピーは完治することはないなと
何かわからないけど、何かが根本的に違うなと
このまま、病院やお薬に全てを任せているのは危険なことなのでは?
そう感じた瞬間でした。

そして、病院ではない治療法。
お薬ではない治療法。
そういったものに頼らない、本当のアトピー治療法。
アトピー性皮膚炎の原因はなんなのか?
なぜお薬で治らないのか?
なぜ病院に行っても治らないのか?
私の何が間違っているのか?

書籍、人づてにいろいろと探しはじめました。

本日もお読み頂きありがとうございました。