食や体に関する勉強会に行ってきました。

北海道の夕張。
2007年に財政困難で破綻しました。
これに伴い、市で運営していた病院が閉鎖され
事実上の医療崩壊となりました。

医療崩壊ってどういうこと?
病院がなくなり、深刻な病気であっても
検査をするこができません。
病気になっても怪我をしても、脳梗塞や心筋梗塞のように
一刻を争うような症状が発症しても
救急車がないということです。

想像するとちょっとぞっとするようなこんな状況。
この医療崩壊を医師がすすめる理由とは
どんなものでしょうか?

北海道の夕張市。
2007年に財政破綻により
市で1つしかなかった病院がなくなりました。
お年寄りがとても多い町で高齢者率45%。病院へかかる方がとても多い町です。

そんな町で市立病院がなくなり、
191床あった病床は19床へ縮小。
CTやMRは0台。
救急車はなくなり、緊急の時はドクターヘリで
札幌まで運びます。
必然的に病院までの到着時間は長くかかります。

45%の高齢者の市。
病院がなくなった後の高齢者はどうなったでしょうか。
死亡率は高くなったでしょうか?
医療費は上がったでしょうか?
救急車の出動率は?
きっとお年寄りは不安だったでしょうね。

それが、
その逆でした。
死亡率、医療費、救急車の出動率いずれも下がりました。
夕張が医療崩壊後、森田医師が夕張に入った際
高齢者の方大半はいきいきと暮らしていたそうです。

町のみんなが集まる場所の中心者の女性は
毎日ストレッチをします。
町の人がよく集るこの場所でかわされる会話は
よくありがちなお年寄りの病気や体の不調の愚痴では
ありません。
今日はどのくらい歩いたとか、雪かきを何時間したとか
そうすると血圧がさがるとか。
どうしたら病気にならない体づくりができるか
どうしたら自分で今の不調を改善できるかといった
とっても前向きなお話が中心。

病院も薬も救急車もこないとなった時
夕張のおじいちゃんおばあちゃんは
病気にならない「予防」、自分でできる体づくりを
はじめたということ。
その結果、死亡率や医療費や救急車の
出動率が下がったという数字がでています。

90歳を過ぎたおばあちゃんががん宣告されました。
おばあちゃんは市外の病院での告知後
治療はせずに自宅で戻る選択をしたそうです。
近くに病院がないので、現状を受け入れつつ
自宅でできることをして、自宅で生活を送る。
そういった選択をしたということです。
亡くなる前の晩、大好きなものをを食べて
最後は家族に囲まれて旅立つ。
そういう最期だったようです。

そうした予防という意識のシフト、
食、運動、睡眠など生活習慣の見直しと
正しい実践ができたことがこの夕張の
医療崩壊後の市民生活のすごいところと
森田医師。
世界中の多くの国々が抱える高齢化問題の
先駆けモデルを日本の1人1人の意識変革で
変えていこうと呼びかけたというエピソードを
今日の勉強会で聞いてきました。

病院での対処療法に限界を感じた
私のアトピー治療。
アトピーに関して、薬や医師の対応などに
不信を感じることが多くあり、このまま病院へ行って
薬をもらってということに危機を感じたことがありました。
私の中でプチ医療崩壊が起こりました。
そして自分の免疫力を上げて、自分でアトピーを
完治しようとお食事の改善を行いました。
そしてアトピーは完治しました。

アトピーをお薬や病院に頼らず、
自分でアトピーを改善するやり方
はじめませんか?

アトピーを完治した今でも、自分で体を
健やかに保つ、お食事を続けています。
あの時どうにもならないアトピーが原因で
体のこと食のこと、またそれを予防するには?
ということを知るきっかけを貰えたこと
私にとっては財産となりました。

体においしいごはん、和食。
おすすめです。

本日もお読み頂き
ありがとうございました。