アトピーがひどいときのお風呂って
ちょっと勇気がいりますね。
かゆみが増したり、塩素で炎症の部分の痛みが増したり。
私がアトピーがひどかった時、
かゆみも痛みもありましたが、あったまるのが気持ちよくて
お風呂は楽しみの1つでもありました。
極度の冷え性だったので。
あとは首がひどい炎症とつっぱりでかぱかぱ。
曲げることも伸ばすこともできない状態でした。
お風呂に入るとそこがすこーし楽なるので
お風呂はリラックスできる場でしたね。
お風呂に入ると肌がふやけて、むけそうに
なりますね。
あかのようにぽろっとしてきます。
そしてかゆみがあるときもあります。
これをあかのように錯覚して、むくと
きれいになって、がさがさ重たい肌が
生まれ変わったような気がします。
ですが、それはむいてはダメです。
あかではないしそれをむいてもお肌が綺麗になる
わけではありません。
お肌がきれいになるサイクルとしてターンオーバーという
ものがあります。
年齢にもよって変化はしますが、そのサイクルは
約28日ほどです。
お肌をかいてしまって炎症がおきると
あっ、お肌を再生させなくてはという司令がでて
修正依頼をかけます。
そしてできたお肌はバリア機能もお肌としての
水分や守る力が弱いお肌が表面に
できている状態です。
28日のターンオーバーを待たずして、弱いお肌が
出来上がってしまっている状態です。
それをお風呂でかきかきしてむしってしまうと
弱いながらも、外からのいろんな刺激から
バリアしていくれている赤ちゃんお肌を
傷つけることになってしまうんです。
外からの刺激がダイレクトにお肌に伝わる状態を
作り、またかゆみがでる。そして炎症がおきるという悪循環を招きます。
機能が弱い赤ちゃんお肌をかきむしる。
→ダメージお肌を修復せよと司令がでる
→また機能が弱い赤ちゃんお肌を作る
→機能が弱いので、刺激がダイレクトに伝わり痒み、炎症。
このループです。
お風呂でむけてきたお肌は「あか」などの汚いものではありません。
炎症のためにうまれてきてしまった、まだ機能の弱いお肌です。
むいてしまうことによってできた、まだ機能の弱い
かゆみ、炎症の引き金になりかねない弱いよわーいお肌です。
むいてしまわないように、大事に大事に保ってあげてくださいね、
お風呂以外の日常でもこのむしるということは
やめにしましょう。
ついつい気になって手が行ってしまうんですよね。
あなたを守ろうとがんばってくれている
まだよわーい弱い赤ちゃんお肌ですので
むしらないであげてくださいね。
本日もお読み頂き
ありがとうございました。